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スタッフブログ


初めての投稿になります。
大工の中村です。
今年は春の訪れが遅れ、やっと暖かくなった今日この頃です。

東日本大震災から1年が経ちました。
瓦礫の処理が問題になっています。

福島・宮城・岩手の3県で、2253万トン!!
1年経った今、処理されたのは143万トン(6.4%)だけだとのことです。

『ガレキ・ガレキ』と報道されていますが、よくよく考えてみると抵抗感のある表現ではないでしょうか。
もう少し別の言い方があってもいいように思います。

元は有形無形の貴重な財産ばかりです。
県や町の財産もありますが、とりわけ災害を受けた方の人生そのものだと思います。

家はかけがえのない財産です。
何代にもわたる御先祖からの遺産でもあります。
夫婦で努力し、やっとの思いで形にした新築の家・嫁入道具・
家族の思い出が詰まったアルバム・・・
家具や車、預金通帳に現金等、『生きた証』そのものです。

「瓦礫の山」ではなく「宝の山」なのです。

心ある処理方法を祈るばかりです。

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