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自社工場で 4月上棟のM様宅の墨付け・刻みを行っております。

写真は構造図の一部、棟梁が番付のしるしを入れています。

棟梁の蔵野君が長柱の墨付けをしている様子で、軸組になる材料に加工の位置を書き出す作業を行っています。

若手の大谷君と田中君が刻みを担当しています。

棟梁が墨付けしたところをノミや手ノコだけでなく、丸ノコ等の電動工具も使用して刻んでいきます。

刻みは細かいところまで気を使った作業が必要になります。

作業一つ一つが若手大工の勉強、そして自信につながり、墨付け・刻むことによって木造の構造を把握でき、修理や増改築などにも対応できるようになります。

ナカムラもプレカットが主流になっておりますが、若手の真剣な眼差しを見ると今後も墨付けや手刻みの機会を増やしたいと思います。

若い大工さんの育成と技術の継承のためにも。

 

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